サッカーはアートだ!!!…そんな「瞬間」を集めているサッカーフォト&コラムです。

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U16日本代表・アジア制覇

かなり久しぶりの更新。
ほぼ閉鎖しつつあったこのブログだが、
昨日はU16日本代表がU-17ワールドカップのアジア予選を優勝で締めくくり、書かずにいられなくなった。

この大会。
案の定、日本でのテレビ放送はなく、
今回も例によって韓国のネット放送で視聴していた。
僕がこのチームの試合を見たのは
2005年の一次予選韓国戦(1-1の引き分け)だった。
このブログにも書いたが、アウェーの地で終始韓国を圧倒、
結果的に疑惑のPKで引き分けたものの、可能性を感じさせる試合だった。
ただ何となく、前に急ぎすぎるプレーが多く
展開が速いのだがややボールが落ち着かないという印象ももった。

だが今大会でそれは自分の誤りだと気付く。
このチーム。技術的にはこれまでとあまり大差はない。
だが圧倒的に違うのは「シンキングスピード」。
今ここでどんなプレーを選択するのが最適か、
即座に判断し、実行できる。

例えば、後半始めの場面。
ボランチ岡本からのバックパス→DF(おそらく金井)へ。
ここで僕は一旦フリーでサイドに開いた左SB山崎へ送ってボールを落ち着かせるのかと思った。だがDFはダイレクトで前線の柿谷へのロングパスを選択。柿谷のトラップミスでうまくはいかなかったが「おおっ」と思わせるプレーだった。こういったプレーが随所に見られた。

一見、前に急ぎすぎる感があるのだが、
これによって相手の守備が整う前に攻撃の端を見つけ、
前線もスムーズにボールを受けることができる。
そして全体の連動した動きに繋がる。

長いこと日本のクラシックなパスサッカーを見続けてきたせいで
自分の頭もやや退化しているようだ。
いやあ、若いってすばらしい。

個人的にはボランチ岡本知剛と左SB山崎正登が気に入った。
セレッソ・柿谷曜一朗や横浜ユース・水沼宏太といったスター候補の影で非常にすばらしいプレーをしていたと思う。

U-17予選のアジア制覇は、小野・稲本らを擁した94年以来の快挙。
この世代の大会は、アジアの諸各国が年齢制限を無視し、
オーバーエイジの選手を加えてくるのが当たり前なので(骨密度検査も有名無実化)、体格で劣る日本が結果を残すのは難かしい。
その中での優勝。
日本サッカーの未来は明るい。




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【親子でサッカー選手】・・・世界編

前回の続き。

世界に目を向けると
まず思い浮かぶのが父チェザーレ・マルディーニ
息子パオロ・マルディーニ(ACミラン)。
98年には監督と選手としてワールドカップに名を残している。
また昨年、10歳にも満たないパオロの息子クリスティアン君がACミランと早くも契約、なんて話も。

そしてイングランド代表・フランク・ランパード
父フランク・ランパード(シニア)は元イングランド代表。
また叔父にハリー・レドナップ、従兄弟にジェイミー・レドナップをもつというサッカー一家である。

その他では、フアン・セバスティアン・ベロンの父も
元アルゼンチン代表。
エスツディアンテスというクラブで世界一に貢献している。

微妙な例として
ヨハン・クライフの息子ジョルディ。
名門バルセロナに席を置き、一時はオランダ代表にも選ばれたが、監督であり父であるヨハンがバルサを去ると、後を追うように息子も放逐された。
(某プロ野球チームの監督にも同じような気配が・・・)
あまりに偉大すぎる父をもった不幸、心中察するものがある。

20世紀のスターでは
「王様」ペレの息子がGKだったが、
泣かず飛ばずで引退。

日本代表監督ジーコの長男もジュニオールもサッカー選手。
だが父の才能は引き継がなかった模様。
(次男はブラジルで歌手として成功)

ディエゴ・マラドーナの息子(隠し子?)は
ナポリのユースチームに所属、
父に譲りのその風貌から有望視されていたが、
その後どうなったのだろうか…。

こうしてみるとサッカーの遺伝子に関しては
必ずしも「蛙の子は蛙」ということはなく
むしろ「鳶が鷹を産む」ケースのほうが多いようだ。

ちなみに僕の父は真面目な公務員だったが
息子は明らかにその道を逆行している。




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【親子でサッカー選手】・・・日本編

前回からの流れで「親子サッカー選手」の話。

U16日本代表候補キャンプに水沼宏太(水沼貴史の息子)が選出されたことは前に触れたが、上の世代のU-19代表には、マツダ・名古屋・磐田・札幌などで活躍したGKディド・ハーフナー(94年日本に帰化)の息子ハーフナー・マイクが選ばれていてちょうど今インドに遠征している。(マイクのポジションはFWだがその弟は父と同じくGK)
余談になるが昨日のインド代表戦、1-0でかろうじて勝ったものの40度の暑さにかなり苦しめられたようだ。

話を戻して。

期待値で言うと風間八宏(レバークーゼン・広島など)の長男もジュニア年代で代表入りしている。もう一人次男がいるのだがこちらは全国少年少女サッカー大会で清水FCの一員として活躍。U13代表チームが起ち上がれば初期メンバーには入ってくるだろう。

有名どころでは、元日本代表の永井良和・俊太(現水戸)親子や
浦和レッズのセルヒオ・エスクデロ親子(叔父も元Jリーグ選手)、
また現日本代表・三都主アレサンドロの父もサッカー選手だった。

面白い話だと元プロ野球選手・高木豊の息子達(3兄弟)はいずれもサッカーをやっている。次男は昨年のMBC世界U13サッカー大会・決勝で自身2ゴールを挙げ優勝、その快挙を伝えるスポーツ番組内での父・高木豊の喜ぶ姿が印象に残っている。

長くなりそうなので「世界編」は次回に。




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たまにはユース世代の話なぞ

今回は趣向を変えてユース世代の話。
今年8月のU17アジア予選に向けて行われるU16トレーニングキャンプのメンバーが発表された。(詳しくはJFA公式で)

この世代…16歳ながらセレッソ大阪のトップチームに昇格・アーセナルの練習にも参加している柿谷曜一朗を始め、リーズユナイテッドのテストにパスした経験をもつ田中(ガンバ大阪ユース)、変り種ではU15アメリカ代表歴のある浜田(浦和レッズユース)など、そうそうたる面々が顔を連ねている。

年齢的には1990年生まれが中心。
Jリーグ開幕が93年だから
物心が付く頃にはすでにプロリーグが身近にあったわけだ。

一度韓国戦を見たことがあるのだが、パス&ゴーに優れ、流れるようにポジションチェンジを繰り返す、「人とボールがよく動く」好チームだった。
以前読んだサッカー指導者のレポートで
この世代以降から、子供達のサッカーの「質」が一変していく…とあったのだが、それも頷ける内容だった。

この世代の下のU15代表にはガンバの宇佐美(U14世代だが飛び級)、U14にはエスパルスの柴原などが続いている。U15代表は3月のフランコ・ガリーニ国際大会で優勝、U14世代は韓国で行われた大会で(U13時代に)世界一になっている。(※柴原は出場していない)

この世代の評価ほど当てにならないものはなく、この中から実際にJリーグやA代表まで昇れるのは1割にも満たないのもまた事実であるが、日本サッカーのピラミッド構図で言うところの「底辺層」は確実に底上げされており、この他にもまだまだ隠れた逸材がいるに違いない。

話はもどって、U16代表。
元日本代表(日産→横浜Fマリノス)水沼貴史氏の息子さんも招集されている。

次回は「親子サッカー選手」の話を。




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【滑りやすい?】ワールドカップとボール

soccerball.jpgサッカーについて心行くまで好きなことを書こうと思い、なんとなく始めたこのブログ。
いざ始めてみると書くネタがなくて困る。
休めばいいんだけど、
1日1記事のペースを乱したくない、
というのもある。
そんな訳でスポーツ新聞系のサイトを漁ってたら
こんな記事が。

レーマン公式球に文句「GKに不利」
(スポニチより)

「公式球は滑りやすくキャッチし難くてゴールキーパーに不利である」
とドイツ代表GKレーマンさん。
「そんなの言い訳じゃねえか?」とマスコミ。

ふむ…なるほど。
ところでワールドカップの公式球って
どんなんだっけ?
調べてみよう。
ボール名は「+チームガイスト」。
「チームスピリット」を意味する造語で
接頭の「+」には「共に戦う」という思いが
込められてるそう。

デビッド・ベッカム(イングランド代表)
「練習で使用しただけで、レアル・マドリードの全選手がこのボールに感銘を受けた(略)パスやトラップ、シュートにおいても、ボールを思い通りに操ることができる」


カカ(ブラジル代表)
「伝統的な色使いが、サッカーの歴史と最新の技術を喚起させてくれる。つまり、未来と過去が融合しているんだ」


などフィールドプレーヤーの印象は(リップサービスを差し引いても)概ね良さそうだが…。

要するに
「曲がりやすく、落ちやすく、揺れやすい」
より多くのゴールを生み出すためのボール。
この「空中でよく動く」ボールの前では
GKは無力でみじめな案山子と同じだ。

娯楽性ばかり追い求めていると
サッカー自体を無機質で平凡な物にしかねない…
レーマンの「アディダスの(ボール)はプラチックみたい
という言葉はそんな意図を含んでるのかな、と感じた。

※右の画像は1970年からの歴代公式球。

(ボール名は上から)
1970年メキシコ大会・TELSTAR(テルスター)
1974年ドイツ大会・TELSTAR(テルスター)
1978年アルゼンチン大会・TANGO(タンゴ)
1982年スペイン大会・TANGO(タンゴ)
1986年メキシコ大会・AZTECA(アステカ)
1990年イタリア大会・Etrusco(エトルスコ)
1994年アメリカ大会・QUESTRA(クエストラ)
1998年フランス大会・TRICOLORE(トリコロール)
2002年日韓大会・FEVERNOVA(フィーバーノヴァ)
2006年ドイツ大会・+TEAMGEIST(プラスチームガイスト)





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